”整う(ととのう)”とはサウナに入る最大の目的、最大の気持ちよさです。
しかし、馴染みのない方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか?
- ”整う(ととのう)”って聞いたことはあるんだけど・・・どんな感覚なの?
- どうやったら”整う(ととのう)”の?コツは?
- ”整う(ととのう)”とどんな良いことがあるの?
私は毎週自分にあうサウナを探して彷徨っているサウナーであり、趣味と実益をかねてサウナ・スパ健康アドバイザーも取得したサウナ好きです。
そんな私が、今回あなたのために”整う(ととのう)”を完全に解説する記事を用意いたしました。
この記事を読むことで”整う(ととのう)”を理解でき、今後サウナを通うにあたり安全に整う方法を知ることができます。
サウナで整いたい方、サウナで快感を得てみたい方、ぜひご覧ください。
サウナで整う(ととのう)とは何か?

サウナで整う(ととのう)時のメカニズム
サウナではサウナ→水風呂→休憩(外気浴)というサイクルを繰り返し行います。
サウナと水風呂の中で「交感神経」が刺激され脳内麻薬が分泌されます。
さらに休憩(外気浴)では「副交感神経」が刺激されリラックスします。
この脳内麻薬の快感と副交感神経のリラックス感を同時に感じる感覚がととのうです。
本来、この2つは全く逆のシステムなので併存することはありませんが、サウナではこの2つを同時に感じることができるため、他では感じることができないほどの気持ちよさを感じることができます。
サウナで整う(ととのう)効果・メリット
このように、整うことでこれまでに感じたことのないような快感を感じることができます。
整うとはこれに加えてさらにメリットがあります。
サウナのメリットである「体調の改善」「ストレスの解消」効果が最大となる。
もともと、サウナには全身の血流がよくなることでさまざまな体調不良の改善につながり、瞑想的な状態になることで精神状態の安定に効果があると言われております。
サウナで整うためには正しい方法でサウナに入ることが必要になりますが、それによりサウナの効果がより発揮されます。
以前の記事では詳細に解説しておりますのでよろしければご参照ください↓
サウナで整う(ととのう)時の感覚
サウナで整う(ととのう)時の感覚
人により表現方法は様々ですが、いろんな人をあとめると整う感覚とは浮遊感、気持ちいい、頭はスッキリしているという表現がされます。
下記の記事では色んな人の整う感覚をまとめてあります↓
”整う(ととのう)”と”めまい”との違い
しかし、まれに整う感覚をめまいと勘違いされている方もおり、危険です。
もし視界がぐらつく、気持ち悪いという感覚を感じたらめまいです。
場合によっては転倒などの事故につながりますので、すぐ座り、周りに助けを求めるなどの対応を取ってください。
安全に整う(ととのう)ためのポイント
めまいを感じたり、サウナで転倒するなどの際には主に脱水が原因です。
そのために最も必要なことは3つです。
- 体調が悪い時は無理しない
- ことあるごとに水分をとる
- アルコール摂取後にサウナに入らない
サウナで整う(ととのう)方法・コツ
サウナで整う(ととのう)方法
交感神経を適切に刺激したのちに、副交感神経を使ってリラックスすることが重要です。
ポイントは3つです。
- 入る前にはリラックス
- サウナと水風呂で交感神経を適度に刺激
- なるべく素早くに休憩に移る
サウナで整う(ととのう)コツ
個人的には以下の5点をコツとしております。
- 集中できる状況でサウナに入る
- 心拍数を正確に把握
- サウナハットを利用
- 水風呂は16〜18度
- 休憩の時には余計なことを考えない
毎回全てを揃えることはできないかもしれませんが、自分が整う条件は徐々にわかっていくと思いますのでぜひいろんなシチュエーションでサウナを試してみてください。
整う方法やコツに関しては以前の記事でより詳細に解説しております↓
まとめ
今回は”ととのう”に関して解説いたしました。
”ととのう”とはいわばサウナ最大の目的ですが、サウナの良さはととのうだけではありません。サウナを楽しむことも忘れずに、”ととのう”を目指してください。
今回の参考書籍