- 塩サウナってどんな効果があるの?
- 塩サウナの正しい入り方がいまいちわからない・・
- どこで入れるの?自宅でできる?
塩サウナに入る時、いつもなんとなく塩で体をこすってませんか?
塩サウナは通常のサウナより発汗促進効果があると言われており、スキンケアに効果的です。
しかし、そのためには正しい方法で塩サウナに入る必要があります。
この記事では塩サウナの正しい入り方、マナー・注意点、それにより得られる効果、自宅で塩サウナを再現する方法について解説しています。
これまでなんとなく塩サウナに入っていた人はぜひ記事を最後までご覧ください。
この他にサウナでのスキンケアに重要なポイントは下記の記事を参照してください。
塩サウナの効果
- 発汗作用
- 塩による殺菌作用
→スキンケア効果
塩サウナには発汗促進作用があります。
塩分は水分を引っ張る力があるので、汗が出てくる「汗腺」から汗が出やすくなるためです。これが汗腺(皮膚)の清潔性を維持し、スキンケアにつながります。
また、塩には殺菌作用があるので、清潔な皮膚となり、スキンケアに繋がります。
塩サウナの正しい・効果的な入り方
塩サウナの正しい入り方のポイントは3つです。
- 十分な水分補給
- 毛穴の汚れを取り除く(サウナ前に体を洗う)
- 汗が出た後に塩を塗る
それぞれ詳しく解説していきます。
塩サウナの入り方:step①水分補給をしてから入る
まずは十分に水分補給を行ってから入浴しましょう。
これを行うことで、汗が出やすくなり、体調不良の予防になります。
塩サウナの入り方:step②浴槽に入ってから、体を洗う
浴槽に入った後に、体を洗い、その後にサウナに入るのがポイントです。
この順番で体を洗うことで毛穴が開いた状態で体を洗うことができるため、毛穴の汚れを取り除くことができ汗が出やすくなります。
塩サウナの入り方:step③汗が出始めた後に塩を塗る
サウナ内で汗が少し出始めた『後』に塩を優しく肌に塗りましょう
塩を塗っただけでは汗は出ません。
汗が出ている状態で塩を塗ることで、発汗が促進される効果があります。
後述しますが、ここで塩で肌を擦る必要はありません。(スクラブ用の塩ではないため)
塩サウナを利用する際の注意点・マナー
塩サウナの注意点
- 塩で肌をこすらない
- 傷口には塩を塗らない
- 眼より上には塗らない
塩サウナのマナー
- 汗のついた手で塩を取らない
- 自分のいた場所の塩を流す
塩サウナの注意点①:塩で肌をこすらない
塩は汗を引っ張るためのもので、スクラブ(こする)用の塩ではありません。
塩は置くのみで十分効果が得られますので、こすって肌を傷つけないようにしましょう。
塩サウナの注意点②:傷口には塩を塗らない
まだ潰れていないニキビなどなら問題ありませんが、傷口や湿疹がある場所に塩を塗ると痛いので避けましょう。
塩サウナの注意点③:眼より上には塗らない
海水と同じで塩が眼に入るととても痛いです。
汗でも眼に入ってくるので眼の周り、眼より上(おでこなど)に塩を塗るのは避けましょう。
塩サウナのマナー①:汗のついた手のまま塩を取らない
塩サウナでは塩を取るための柄杓やスプーンのようなものが設置されております。
汗がついた手でそのまま使うのは次の人が嫌な気分になるので柄杓などを使用してください。
それらの用意がなければ手を拭く、手を洗ってから塩をとってください。
塩サウナのマナー②:出る前に自分のいた場所の塩を流す
塩サウナには塩を洗い流すためのホースや水道と桶などが用意されております。
ぜひ次の人のために自分の汗と塩を流して行ってください。
自宅のお風呂で塩サウナを再現/ソルトスクラブを使用する
自宅のお風呂で塩サウナの効果を再現する方法
ご自宅のお風呂でも塩サウナと同じような効果を得ることができます。
先程の”サウナ”の部分を”お風呂”に変えるだけです。
汗を出すだけなら通常の塩でもかまいませんが、スクラブ用の塩(後述)を使うことでマッサージなどもできるのでおすすめです。
- 体を洗ってからお風呂に入る
- 長めにお風呂に入って汗が出るまで待ち、汗が出たら塩を肌に置く
※サウナより汗が出にくいので、長めの入浴が必要になります。
この方法ではデコルテ(鎖骨)周辺や腕にしか塩を塗れないのが難点です。
足やお腹の肌のスキンケアを目的にしている場合には、やはり塩サウナの方が向いています。
ソルトスクラブの使い方
繰り返しになりますが塩サウナの塩はスクラブ用でありませんので、こすらないようにしましょう。
ソルトスクラブは肌を擦る用の塩です。これなら肌をこすっても大丈夫です。
体を洗った後に、濡れた状態の肌を軽くマッサージするようにこすってください。
古い角質の除去効果などを期待できます。
肌に負担になるので週1回程度にしておきましょう。
参考HP>@cosme「ボディスクラブの使い方」
都内から行けるおすすめ塩サウナ3選
都内から行けるおすすめ塩サウナ①スカイスパYOKOHAMA
公式HP<https://www.skyspa.co.jp/>
個人的に最も好きなサウナの一つで塩サウナを除いても、隙のない施設です。
普段のサウナのついでに塩サウナも行きたいときにおすすめです。
この施設ではスチームサウナ内に塩が置いてあります。
スチームサウナは湿度が高いサウナなので、より効果的なスキンケアが期待できます。
この施設ではアソビュー!でクーポンがあります。ぜひご利用ください。
都内から行けるおすすめ塩サウナ②寿湯
公式HP<http://www7.plala.or.jp/iiyudana/>
上野駅から歩いて7分のところにある銭湯です。
1000円以下で塩サウナにも入れるので、コスパが良く、とりあえず塩サウナに入りたい時におすすめです。
この施設では、ドライサウナ内に塩が置かれております。
都内から行けるおすすめ塩サウナ③前野原温泉さやの湯処
公式HP<https://www.sayanoyudokoro.co.jp/>
東京の北側にあるスーパー銭湯で、薬草スチームサウナ内に塩があります。
塩サウナ以外に岩盤浴も設置されており、食事(特にそば・天ぷら)が非常に美味しい施設です。
1日中ゆっくりしたい時や家族・カップルなどで行くさいに、おすすめです。
まとめ:塩サウナの正しい入り方と塩サウナの効果
- 水分補給をして
- きちんと汚れを落として
- 汗が出た後に塩を優しく塗る
普通のサウナより汗が出る分スキンケアの効果が期待できます。ぜひ覚えてください。
サウナにはこの他にスキンケア効果があります。重要な点は以前の記事もご参照ください。
今回参考にした書籍
- サウナ・スパ健康アドバイザー テキスト
- サウナタイム
- 医者が教えるサウナの教科書