- サウナで「ととのう」ってどんな感覚?
- めまいとは違うの?危なくないの?
- 安全に入るために大事なことは?
この記事では整う(ととのう)感覚がどのようなものか、様々なサウナ愛好家達の意見や私個人の感覚をまとめて記載しております。
加えて、めまいとの違いに関しても解説し、安全にサウナに入るためのポイントを記載してあります。
今回の記事を読むことで、整う(ととのう)感覚・めまいの違いを理解でき、より安全にサウナを楽しむことができるようになるでしょう。
ととのう感覚を知りたい方、他の人の感覚も知りたい方、サウナで気持ち悪くなってしまったことがある方はぜひ最後までご覧ください。
- 【整う(ととのう)感覚】浮遊感、気持ちいい、頭はスッキリ
- 【めまい感】視界がぐらつく、気持ち悪い、場合によっては倒れる
- 【安全のためのポイント】無理せず、水を飲んで、サウナ前に酒を飲まない
サウナで整う(ととのう)感覚
整う(ととのう)とはサウナ後に訪れるサウナでえられる最大の快感のことで、多幸感・ディープリラックス・サウナトランスとも表現され、まさに上の画像のような状態です。
体の中では、サウナや水風呂で交感神経が刺激され、休憩で副交感神経も刺激されることで、覚醒しながらもリラックスしている状態と言われております。
そのため下記のような感覚を感じると言われております。
- とても気持ちいい
- リラックス
- 頭/思考は冴えている
しかし、「ととのう」をどのように感じるかは個人差があり人それぞれの表現がありますので、以下にその表現をまとめてみました。
書籍で表現されているサウナで整う(ととのう)感覚
さまざまなサウナ本の中で表現されている整う(ととのう)感覚をみてみましょう。
- 脳に酸素がゆきわたる
- 多幸感、ディープリラックス、サウナトランス
サ道(タナカカツキ著)
- サウナ後の心身ともに非常に調子の良い状態
- リラックスしているけれども眠くない
- むしろ意識はハッキリしている状態
医者が教えるサウナの教科書(加藤容崇著)
- 心と体がリフレッシュされた調和の取れた理想的な状態
- 恍惚感、トランス状態、ランナーズハイに似ている
人生を変えるサウナ術(本田直之・松尾大著)
いずれもサウナのことを知るのに最適な書籍ですので気になる方はぜひ一読してみると良いでしょう。
サウナ有名人が表現するサウナで整う(ととのう)感覚
- 全身性感帯
- 合法でブッキマッてる(笑)
中田敦彦のYoutube大学(藤森慎吾氏談)
さすが藤森先生、表現が匠です。
最高。なにこれ。まじトランス状態。体も軽い。
ヒャダインのオフィシャルブログ(ヒャダイン氏談)
音楽クリエイターのヒャダインさんはサウナを愛でたいにも出演されており、ブームになる前からサウナにハマっていた方です。
SNSで表現されているサウナで整う(ととのう)感覚
SNSでのサウナ好きの方々の意見も紹介させていただきます。
『ととのう』時の感覚を言葉にしてみた。
・寝起きのまどろみの中にいる感じ
・寝落ちして夢を見始める時の感じ
・夢でどこか遠くの世界にいる感覚
・でも眠くはなく心身共にスッキリ— タイセー♨️サウナ (@ta_sauna02) January 27, 2021
ワイン飲んで感動する感覚と、サウナでととのう感覚ってなんか似てる気がする。
— あゆ🍷あなた専属のソムリエ (@VinVivantAyu) January 31, 2021
友人に勧められ初めて訪れたとあるサウナ。
素直だけが取り柄の自分は、訳が分からずも約100度の激熱部屋で身体を熱し、気が引けつつも水風呂に思い切って入り、言われるがまま椅子に座った。
そうすると頭がふわふわして天まで昇る感覚が。何これ。気持ち良い、、
これが「ととのう」との出会いでした— ととのいびと@サウナ伝道師(になりたい🥺) (@shipporikun) January 30, 2021
私の思うサウナで整う(ととのう)感覚
僭越ながら私の感覚も記載させていただきます。
全身がズーンと沈み、一方意識は浮遊するような心地よい感覚がある時、「ととのった」と
以前の記事<サウナで整う(ととのう)3つの方法・5つのコツ>でも記載したように、「副交感神経によるリラックス」×「脳内ホルモンによる快感」=「ととのう」だと思っております。
サウナで整う(ととのう)感覚とめまいの違い
サウナでめまいを起こすメカニズム
めまい(めまい感)とは普通に立っているだけでも、回るような感覚や「フラフラする」「グラグラする」感覚のことです。。
眼・耳・脳の異常などで生じることもありますが、サウナで生じるめまいは一時的な脳血流の低下によるものです。
水風呂の水圧と冷たさで収縮していた手足の血管が、拡張することで一時的に脳の血液量が減少することであり、「立ちくらみ」「貧血(いわゆる校長の朝礼)」のようなものです。
めまいの感覚・症状
気持ちの良い整う(ととのう)とは異なり、非常に気分が悪くなり、視界が白くなったり、狭くなったり、視野がぐらぐらしたりという症状が出現したりします。
軽いものであれば体がふらつく程度ですが、この感覚と整う(ととのう)を勘違いしないようにしてください。
ふらつきなどが出たらすぐしゃがんで転倒を防ぎ、可能なら水分を摂取して、休みましょう。周りの人に助けを求めても構いません。
特に高齢の方や、心血管系の基礎疾患をお持ちの方は注意が必要です。
安全に入るために大事な3つのこと
整う(ととのう)感覚とめまいの感覚を理解したら次はめまいを起こさないようする特に重要なポイントをお伝えいたします。
サウナでの安全のための①無理しない
サウナはもちろん、水風呂も我慢しすぎないことが重要です。
特にぬるめの水風呂は出るタイミングを逸してしまいがちなので、サウナや水風呂を出る基準を決めておくと良いでしょう。
サウナでの安全のための②脱水状態を避ける
脱水=血液の量も少なくなっている状態なので、脳の血流が低下しやすいです。
サウナに入る間に、合間に思いついたら水分を摂取するようにしましょう。
サウナでの安全のための③飲酒後を避ける
アルコールも利尿作用(おしっこがよく出る)があるので脱水になりがちです。
飲むならサウナ前ではなく、サウナ後に(水分をとった後に)しましょう。
特に重大なサウナでの事故のほとんどが飲酒と関連したいたという海外の報告もあるので飲酒後のサウナは避けるほうが無難です。
まとめ
サウナでいろんな人の整う(ととのう)という感覚をまとめ、整う(とのう)とめまいの違い、サウナを安全に入るための注意点を解説しました。
簡単にまとめると下記のようになります。
- 整う(ととのう):浮遊感、気持ちいい、頭はスッキリ
- めまい:視界がぐらつく、気持ち悪い、場合によっては倒れる
- 安全のためのポイント:無理せず、水を飲んで、酒を飲まない
これらを理解をすることで、安全にサウナで整う感覚をマスターできるようになるでしょう。
このように思われる方は↓下のコメント欄にぜひ、「あなたのととのった感覚」を教えてください。