- 基本的なサウナの入り方が知りたい
- サウナ・水風呂は何分間入ればいいの?
- ととのうって何?
さまざまなメディアでサウナが紹介される中で、サウナ人口が増えてきております。
これまでサウナに縁がなかった人は「興味があっても入り方がわからずサウナに行けない」なんてこともあるのではないでしょうか?
この記事では基本的なサウナの入り方を様々な書籍を参照して図解で解説し、さらに「ととのう」に関しても解説しております。
「サウナに興味を持ち始めた人」や「サウナの入り方に迷っている人」はぜひ最後までご覧ください。
サウナの基本的な入り方

まず、本来サウナの入り方は個人の自由で、自分の好きなように入っても全然問題ありません。
しかし何の目標や目安がないと困るという方は、上記のような図解にしたがってサウナを楽しむと良いでしょう。
もちろん、この入り方を基本にして、自分の好みや体調・サウナの種類などに合わせて調整をして全く問題ありません。
サウナの基本的な入り方①サウナ室
まず図解の通り無理のない範囲で8〜12分程度サウナ室の中で過ごします。
これに加えて私は「汗がダラダラ出る直前」を目安としております。
加えて、サウナ関連書籍に記載されている「サウナにいる時間の目安」を抜粋比較してみましょう。
いずれも「辛くなる前にサウナから出る」のが基本です。
医者が教えるサウナの教科書(ダイヤモンド社) | 脈拍が1分間に100回まで上昇したら 背中の真ん中があったまったら |
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人生を変えるサウナ術(KADOKAWA) | ストレスを感じる一歩手前 苦しい・つらい・熱いなどを感じたらすぐ出る |
サウナ・スパ健康アドバイザー公式テキスト(日本サウナ・スパ協会) | 8〜12分程度 |
自分にとってわかりやすい目安をチョイスしてください。
サウナの基本的入り方②水風呂
入るのに躊躇(ちゅうちょ)する方もいるかも知れませんが、水風呂はサウナのメインディッシュとも言われるほど気持ち良いものです。
「5秒だけ我慢しよう」と肩まで入って5秒だけ我慢してみてください。
少し経つと熱せられた体が周囲の水を温め、徐々に冷たさが和らぎ、気持ちよさを感じることができてきます。
その気持ちよさを感じたまま、1〜2分間入るのが基本です
私は足の指先が冷たさを感じ始めたら水風呂からでます。
こんな方は<関連記事:水風呂の入り方>も参照してみてください。水風呂の辛さが和らぐコツなどを記載しています。
次に先程と同様に「水風呂にいる時間の目安」を書籍の抜粋比較してみましょう。
医者が教えるサウナの教科書(ダイヤモンド社) | 脈が平常時に戻ったら 喉がスースーしてきたら |
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人生を変えるサウナ術(KADOKAWA) | サウナ滞在時間の1/3〜1/4 |
サウナ・スパ健康アドバイザー公式テキスト(日本サウナ・スパ協会) | 気分良く体が冷えたら |
サウナの基本的な入り方③休憩(外気浴)
水風呂から出たら椅子やリクライニングチェアなどを使用して休憩します。
休憩時は自分の冷えた体が気温に近づいていく開放感・爽快感を心ゆくまで味わってください。
休憩では自分の心地よさに集中することが最も大切です。
時間は気にしないで大丈夫、無制限です。
休憩に関して、関連書籍にはコツや休憩時の楽しみ方が書かれておりました。
医者が教えるサウナの教科書(ダイヤモンド社) | 最大のととのいは水風呂から出た後2分以内に到達する (休憩する場所は近い方が良いということ) |
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人生を変えるサウナ術(KADOKAWA) | 心ゆくまで |
なお休憩はサウナにおけるデザートと言われるほどの快感です。
ここで気持ちさを感じるようになれればサウナにはまっていくでしょう。
サウナで「ととのう」とは?
サウナではサウナ室と水風呂という異常事態で交感神経が刺激され、休憩(外気浴)で副交感神経(リラックス)が刺激されます。
「ととのう」とはこの交感神経と副交感神経が混じり合った状態、つまり脳が覚醒しながらもリラックスした状態でありその状態に快感を感じます。
わかりやすくいうと穏やかな心を持ちながら激しい怒りに目覚めたスー○ーサ○ヤ人、「めちゃくちゃ気持ちいい状態」です。

「ととのう」の他にも、「超快感」や「ディープリラックス」なんていう表現をされる方もいらっしゃいます。
残念ながらサウナに入っても毎回「ととのい」を感じることはできません。
しかし、紹介した基本の入り方を続けて自分なりの入り方を極めていけば、きっといつの日か「ととのい」を感じることができるでしょう。
関連記事<【超快感】サウナで整う(ととのう)ための方法と5つのコツ>ではととのうコツも記載しておりますのでぜひこちらもご覧ください。
サウナでととのう以外のメリット
サウナには「ととのう(気持ちいい)」以外にも様々なメリットがあります。
関連記事<サウナのメリット5選・デメリット5選>ではメリットだけでなくデメリットも解説しているので、考えたことのない方は是非ご一読ください。
まとめ
今回の記事ではサウナの入り方の基本や各書籍での推奨時間、「ととのう」ことについて解説しました。

まずは図解を参考にして、その中で徐々に自分が気持ちいいと感じる方法を見つけ最終的には「ととのい」を感じていただければと思います。
今回参考にした書籍などは下にまとめております、気になる方はぜひ一読してみることをおすすめいたします。
<参考書籍>
- サウナスパ健康アドバイザー公式テキスト
- 人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?(本田 直之、他著)
- 医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?(加藤 容崇著)
