- サウナと運動はどちらが痩せる?
- サウナって運動の代わりになるの?
- サウナと運動を同じ日に行ってもいいの?順番はどうする?
- サウナ内での運動はマナー的にNG?
このようなサウナと運動の関係に関した疑問をお持ちではないでしょうか?
結論から言えば、ダイエットの観点からだけで言えばサウナは運動の代わりにはなりません。痩せたいのであればサウナだけでなく、適切な運動習慣を取り入れる必要があります。
ただし、サウナでの爽快感は運動の代わりになります。
今回の記事ではサウナと運動の役割の違いとサウナと運動の組み合わせに関しての注意点を解説いたします。ぜひ最後までご覧ください。
サウナの爽快感は運動の代わりになるが、ダイエットにはならない
運動→サウナの順番で行うのがオススメ
サウナ内での運動は危険、かつマナー違反
サウナと運動の役割の違い
サウナが運動の代わりにならない部分:カロリー消費量、筋肉量上昇/基礎代謝の向上
以前の記事<”サウナ1回”の消費カロリーは?>にも書きましたが、サウナのカロリーの消費は運動には及びません。
以下の表にもあるように消費カロリーはジョギング>ウォーキング≧サウナです。
サウナのみ(10分) | 15〜30kcal |
---|---|
ウォーキング(10分) | 32kcal |
ジョギング(10分) | 60kcal |
また運動や筋トレでは筋肉量が上昇することで基礎代謝が向上し、太りにくい体になっていきますが、サウナにそのような効果はありません。
よってサウナだけでダイエットは困難です。
ダイエットや痩せることを目的としている場合は運動も生活に組み入れること大切です。
サウナが運動の代わりになる部分:爽快感・ストレス発散、汗をかく
サウナと運動の共通する効果は下記のようなものがあります。
- 汗をかく:体温調節機能を高める(熱中症の予防になる)、肌を清潔に保つ(スキンケア)
- 爽快感やストレスの発散
運動にはカロリー消費や体力の向上だけでなく、汗をかくことで肌の清潔感を保ったり体温調節機能を高める効果があります。
これらはサウナでも同様の効果を得ることができます。
足腰に不安がある方や運動が苦手の方だけど汗をかいたり爽快感を得たい方はサウナがおすすめですね。
ダイエット目的ならサウナと運動の組み合わせがおすすめ
サウナだけではダイエットには向かないため、ダイエット目的の方はサウナに運動を組み合わせることが大切です。
しかし、サウナと運動を組み合わせる場合にはいくつか注意が必要です。
以下はその点に関して解説していきます。
サウナと運動の相性
サウナは組み合わせる運動により得られる効果・注意点が異なります。
詳細は以前の記事<筋トレ後のサウナによるメリット・デメリット>でも解説しておりますので、気になる方はそちらも合わせてご覧ください。
簡単にまとめると下記のようになります。
- 軽い運動×サウナは疲労回復効果あり
- 激しい筋トレ×サウナにはデメリットもあり
- 運動後のサウナには脱水に注意
運動後の脱水はサウナ時の体調不良をきたす可能性がありますので、特に注意が必要です。する必要があります。
「サウナ施設に向かう前にいつもより長めに歩くようにする」などのようにサウナと軽い運動を自然に組み合わせることがおすすめです。
サウナと運動の順番
サウナと運動を組み合わせる場合には、サウナ後に運動をするか、運動後にするかサウナに入るかの選択肢がありますが、個人的には圧倒的に運動後にサウナに入ることをお勧めします。
というのも、サウナ心には地よい疲労感があり、その後運動する気にはならないためです。
また運動後にも汗をかくので、サウナ→運動→その後にシャワーを浴びる必要があるためです。
サウナ室内での運動は危険、基本的にはマナー違反
サウナ室内での運動が筋肉に血液が取られます。そのため脳の血流不足(失神)を引き起こす危険性があるため避けましょう。
危険性もさておき、施設の規定・判断にもよりますが、基本的にはマナー違反です。
まず、筋トレは一人分以上のスペースを要し、周囲に汗を飛ばす可能性もあるの、筋トレしない人から見るとあまりいい気分にはなりません。注意しましょう。
結論|サウナ前に軽い運動を組み合わせるのがおすすめ
サウナはストレス発散や汗をかく分には運動の代わりになりますが、ダイエットなどを目的としている場合には運動の効果には及びません。
しかし、軽い運動はサウナと相性が良いので、サウナに行く前に軽い運動を行うことで運動習慣を組み合わせることがおすすめです。
サウナでも運動でも脱水の予防のため水分補給を怠らないようにしましょう。