サウナ×ダイエット

【痩せるは嘘?】サウナで体質改善・脂肪燃焼はできない

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  • サウナって体質が改善するの?
  • 脂肪が減るならいこうかな?
サウナで脂肪燃焼体質には「ならない」です!

今回は「サウナで体質改善で脂肪燃焼」を行おうとしているあなたのために記事を用意しました。

この記事ではサウナで脂肪燃焼が起こるメカニズムを解説し、その上で「サウナで体質改善して脂肪燃焼は少し無理がある」ということを、医学論文を参照してお話しさせていただきます。

サウナで痩せよう・脂肪燃焼を行おうと思っているあなた、知識を身につけて正しい脂肪燃焼のアプローチをおこないましょう。

関連記事①:ダイエット目的のサウナは逆効果?【痩せない理由と対応策を解説】

関連記事②:サウナで消費するカロリーは?

脂肪燃焼のメカニズム

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そもそも脂肪燃焼とはどのようなメカニズムで行われているのでしょうか?

  1. 体のエネルギーが減少すると、脳が脂肪分解の指令を出す
  2. 脂肪代謝・分解に関係する酵素の「リパーゼ」が活性化する
  3. リパーゼの働きにより、脂肪細胞が脂肪酸とグリセロールに分解される
  4. 脂肪酸が全身の筋肉に運ばれ、ミトコンドリア内で酸素と結びついてエネルギーに変換される

JOY FIT「食とカラダの基礎知識」より抜粋

このように様々な体の中の反応を経て脂肪がエネルギーに変わる過程を「脂肪燃焼」と言います。

この状況を作り出すためには「運動をして消費エネルギーを増やす」「食事量を減らして摂取エネルギー量を減らす」必要があります。

しかし、以前の記事でも記載したようにサウナでは運動ほどカロリーを消費せず、さらにサウナ後には食事をついつい食べ過ぎてしまうため食事量は増えてしまいがち、まるで逆です。

これではなかなかサウナで痩せることは難しいとわざるを得ません。

サウナで体質改善/脂肪燃焼は嘘か真実か?

ととのう

サウナで甲状腺ホルモン分泌が増加する・・・?

甲状腺ホルモンとはいわゆる代謝を司るホルモンで、このホルモンが増加すると体内の代謝が亢進します。

体全体でエネルギーが使われるため、「消費エネルギーが増加」しやすくなります。

サウナで甲状腺ホルモンの分泌が増加すれば、脂肪燃焼が期待できます。

これに関しては様々な意見があります。

1984年の研究()ではサウナの入浴により甲状腺ホルモンの産生が増加すると言っています。
一方で1986年の論文()ではサウナ入浴でも甲状腺ホルモンは上昇しなかったと言っています。

さらにその後の研究()では人により反応は様々(上昇したり・反応しなかった)とのことです。

結論としては「サウナによる甲状腺の分泌増加は誰にでも起きるわけではない」というのが妥当と思われます。

水風呂で褐色脂肪細胞が増加する・・・?

脂肪細胞には「脂肪を蓄える役割の白色脂肪細胞」と「脂肪を燃やしてエネルギーにする褐色脂肪細胞」があります。

この褐色脂肪細胞は一般的に寒冷刺激で刺激をされ、脂肪を燃焼すると言われております。

水風呂で褐色細胞が刺激されれば脂肪燃焼が期待できるかもしれません。

しかし、褐色脂肪細胞の研究()では「1日2時間、16℃」という長時間の寒冷刺激で、「一時的に」褐色脂肪細胞が刺激されたとしております。

短時間の水風呂では脂肪燃焼は難しいでしょう。

結論:サウナで脂肪燃焼はできるのか

サウナで「脂肪燃焼しやすい体質になる人は全員ではない」と考えられます。

しかも、「サウナの習慣で肥満が治った」という論文もなく、実際にサウナに通っているおじさんはほとんどが中年太りです。

やはりサウナでの脂肪燃焼効果はとても小さい、という結論にならざるを得ません。

やはり実際に痩せるかはそのほかの「運動」「食事」に依存します。

以前の記事でも書いた通り、サウナは運動の代わりにはならずサウナ後の食事は取りすぎに注意が必要、ということですね。

今回の参考文献は下記の通り。

  1. TSH response to 30 min stay in sauna in the morning and during evening hours. P Tatár, et al. Exp Clin Endocrinol 1984
  2. Endocrine effects of repeated sauna bathing. J Leppäluoto, et al. Acta Physiol Scand. 1986
  3. Effects of sauna and glucose intake on TSH and thyroid hormone levels in plasma of euthyroid subjects. V Strbák, et al. Metabolism 1987
  4. Obesity: Cold exposure increases brown adipose tissue in humans. Claire Greenhill. Nat Rev Endocrinol. 2013

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